旅行に行ってホテルや旅館、電車、観光地などで、財布やカメラ、携帯、装飾品などを盗まれた・紛失した、という話をよく耳にします。
特にホテルのフロントなどで、チェックイン・チェックアウトのちょっとした隙に、ソファーに置いた財布・貴重品の入ったバックやカメラを持っていかれた、というケースが多いようです。
どこへ行くにも財布や貴重品などは、必ず身につける、手元に置いておくのが鉄則なのですが、旅行でつい気が緩んでしまい、ちょっとの間だったら・・・となるのかもしれません。
ではその場合、どのように対処したらよいのでしょうか?
地元の警察に盗難届をだし、警察の捜査を頼る。キャッシュカード・クレジットカードが含まれていたら、銀行やカード会社に連絡し不正利用を停める
盗難に遭った場合は、すぐに警察に盗難届を出すことです。
それによって犯人が捕まったり、盗難品が戻って来るかどうかはともかく、警察の捜査に頼る方法しかありません。
それから財布にクレジットカードやキャッシュカードが入っていたら、すぐに各会社に連絡し、カードの不正利用を食い止めるのです。
また、運転免許証や保険証など、身分証明書が入っている場合も同様に、すぐに区役所や警察に連絡し不正に使用されないようにしましょう。
ある日、まったく覚えのない携帯電話の請求書が届いたら、それは身分証明書をつかって不正に契約された可能性があります。
その場合は、該当の携帯電話会社に連絡し、身分証明書を盗難に遭った、または紛失したことを申し出て、利用を停止してもらいましょう。
携帯電話を紛失・盗難に遭った場合の対処方法
まずは、事前にパスワードやロックナンバー、パターンや指紋認証などでロックをかけておくことをお勧めします。
そうすることで、中のデータの閲覧を防げます。
また、携帯電話が手元からなくなった時のために、事前に位置の検索ができる設定にしておくのもよいでしょう。
しかし、どの設定も行っていない場合は、すぐに各携帯電話会社に連絡しましょう。
現在は、お客様センターで位置の特定などをしてくれる場合もあります。
被害に遭わないための自衛策
そして盗難被害に遭わないようにするためには、何より事前に自衛策を講じておくことでしょう。
財布や貴重品は必ず身につけ、現金とカードは必ず別々に所持するのはもちろんですが、旅行に出かける時は旅行保険に加入し、万一の時の損害賠償に役立てることも、その1つといえます。
国内(海外)旅行傷害保険や携帯品損害特約などがついた旅行保険などがそうで、特に海外旅行の際は必須です。
旅行損害保険は、例えば、登山などで遭難して捜索願を出すようになった場合、多額の費用が掛かりますが、それも保証してくれるので、登山者やスキーヤーにもおすすめです。
また、この損害保険は、クレジットカードの付帯になっていることもあるので、必ずカードを確認しておきましょう。
さらにツアー旅行などの場合は、旅行に関する書面の「旅行条件書」に特別保証の項目があって、手荷物に関する手荷物に関する損害として、1個あたり10万円の上限とか、一人当たり15万円の上限などの補償が付くものがあるので、忘れずにチェックしておくことです。
旅行の際の損害補償などについては、損保会社や保険会社、旅行会社の旅客センターなどに問い合わせて相談してみるといいでしょう。
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